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カンタンBliss ball(ブリスボール)


2015年12月7日

Shokoのヘルシークッキング Vol.3

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「ナチュロパス(自然療法/自然療法士)」の勉強をされていて、

お料理も大好きなShokoさんに、

「ヘルシーでおいしく!」をテーマに

レシピのこと、健康のことを教えてもらう不定期連載。

 

連載開始のいきさつは

第一回「手作りアーモンドミルクとスムージー」の回に詳しく書いてあります(^-^)

 

第三回は、オーブンもガスコンロも使わず、

フードプロセッサーで混ぜるだけで簡単にできるヘルシーお菓子

「ブリスボール(Bliss Ball)」を紹介します(^ε^)♪

 

「詳しいことはよくわからないのですが、

もともとはフィリピンのほうでよく食べられていたとか?

Australia(オーストラリア)では、カフェのレジ横に置いてあったりと

メジャーな食べ物ですが、

日本ではまだあまり一般的なお菓子ではないのかもしれませんね。

私のInstagramでブリスボールをアップしたとき、

英語の「#blissballs」だとすごくたくさんヒットするけど、


日本語で「#ブリスボール」と検索したら

10件ほどしかヒットしなかったです」(Shoko)

 

お友達のAbbyさんがキッカケでブリスボールと出会ったShokoさん。

「『Sweet leaf bliss balls』というブリスボールを中心とした

ロウスイーツ(小麦、砂糖、卵、乳製品を使わない、48℃以上の加熱をしないお菓子)のお店を持つAbbyが食べさせてくれたのが最初。

なにこれ!いままでに食べたことのない新しいおやつ!と思って(笑)

びっくり、感動でした。

Kuranda(クランダ)から始まったAbbyのブリスボール、

いまではQueensland(クィーンズランド州)中に卸されています。

Cairns(ケアンズ)の、ちょっとでも健康志向のお店やカフェには

だいたい置いてありますので、

 “見たことある!”という方も多いのではないでしょうか?」(Shoko)

 

それで、自分で作ってみたら意外と簡単だったので、

以後、Shokoさんの定番おやつに。

アーモンドやドライフルーツが中途半端にあまったときや、

食材の整理をしていて、一斉処分!みたいなときに、

あれこれ入れて作ることが多いそう。

 

材料のメインはナッツとドライフルーツ、

それをフードプロセッサーにかけて丸めるだけ、なんですって!

そんなに簡単に作れるようには見えないのに!(・∀・)

 

「なにを入れてもほとんど失敗しないのがブリスボールのいいところ。

いちばんのポイントはできあがりの固さです。

ちょっとドライだなと思った時は、ココナッツオイルか、

レモンなどの果汁を使っているときはそれを足す。

ゆるめになってしまった時はココナッツを足すなど、

様子を見ながら作るようにしてください。

固さの目安は、おろしたての粘土…という表現でわかりますか…?(^_^;)

そこさえちゃんとしていれば、基本的になにを入れてもOKです」(Shoko)

 

☆レモンカシューブリスボール☆

 

ちょっと大人向けの、さっぱりと食べられるブリスボールです。

 

<デーツ(ナツメヤシの実)の栄養>
・豊富に含まれている食物せんい、水分を集めるマグネシウムが便秘解消を促す。
・鉄分で貧血改善、身体の代謝をアップする。
・体内に入ったアルコールを分解するのに効果的な亜鉛。二日酔いの改善効果に期待。ほかに免疫細胞を活性化させる働き、カルシウムの吸収率をあげる効果もあります。
・協力な抗酸化力を持つ栄養素のカロチンは、体内では必要量に応じてビタミンAに変換されます。ビタミンAは眼によいと言われるビタミンで、アンチエイジング効果も。
・骨の生成に欠かせないカルシウム、ビタミンKで骨粗鬆症予防。
・疲労回復効果のB1、成長を促進する効果のあるB2、粘膜や皮膚を健康に保つB3(ナイアシン)と、ビタミンB群が豊富。ビタミンB群は人間の身体には必要不可欠で、体内に貯めておくことができないので、毎日の食事から摂取する必要があります。

 

<カシューナッツの栄養>
・おもな栄養素は亜鉛、マグネシウム、鉄、ビタミンB1、食物せんい。
・カシューナッツの脂肪の60%はオレイン酸。体内の悪玉コレステロールを排出するほか、便をやわらかくして便秘を改善してくれます。

 

<ココナッツの栄養>
・ココナッツの主成分である脂肪は中鎖脂肪酸で構成されていて体の中で燃焼されやすくすぐにエネルギーに変える働きがある。
・カリウムはナトリウムの排泄を促し、血圧を下げる作用があります。また、不足すると筋肉の動きが悪くなり、力が出なくなることも。
・悪性貧血、免疫機能の低下を防ぐ葉酸。新陳代謝をあげる、腸内活動を活発にする、ストレスを軽減するなどの効果も。特に妊婦さんにおすすめの栄養素です。
・ほかに、食物繊維、鉄分、マグネシウムなども含まれています。

 

<レモンの栄養>
・ビタミンCの含有量は、100g中50mgと、柑橘類中トップクラス。
・レモンに含まれるクエン酸にはミネラルの吸収を促進してくれる作用があります。

 

<材料> (丸める大きさによって、20〜30個分)

デーツ(種を抜いた状態)…約120g(約6個分)

生カシューナッツ…約150g

デシケイテッドココナッツ…約100g

レモン…1個(果汁は絞り、皮はおろし器でする)

塩…ひとつまみ(お好みで)

 

今回Shokoさんが使用したデイツは、

オーガニックのMedjool dates(メジョーデーツ)。

とっても大きくて甘いデーツですよ。

 

カシューナッツはローストされていないものを使いましょう。

「ブリスボールは水分がないほうがいいので、生で使用します。

ただ、生でドライな状態のナッツは酵素抑制物質やフィチン酸を含んでいますので、

(詳しくは「手作りアーモンドミルク」の回参照)

ドライナッツを食べたあと、お腹がゴロゴロしがちな方は

アクティベートさせてから使用してください。

カシューナッツのアクティベートの時間は最低2時間、マックス6時間。

アーモンドミルクと同じ要領でしぼりかすを作ったら、

その後、ディハイドレーターまたは、オーブンで乾燥させてから使用してください。

オーブンは低温(100℃くらい)で2~3時間か、150℃で15~30分。

150℃の場合はこまめにまぜて、焦げないように注意してくださいね。

乾いたかどうかは手でさわればわかりますよ」(Shoko)

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Desiccate=乾燥させる、(食品を保存のために)乾物にする、という意味です。

デシケイテッドココナッツはココナッツの果肉を乾燥させた、粒状のフレークのことです。

 

レモンは皮まで使うので、ぜひオーガニックのものを使用してください。

 

☆キャロブアーモンドブリスボール☆

 

こちらはチョコレート風味で、小さなお子さんにもオススメ!

<アーモンドの栄養>
・老化予防のビタミンE含有NO.1食品。
・食物せんいが豊富。
・アーモンドに含まれているオレイン酸、リノール酸ともに、血液中の悪玉コレステロールを減らして、善玉コレステロールを増やす働きがあり、血液をサラサラにする効果があります。そのため、動脈硬化を予防する効果、心疾患などのリスクを低くする効果が。
・カルシウム・亜鉛・マグネシウム・鉄分などのミネラルが非常に多く含まれている。

 

<キャロブの栄養>
・豆科の植物でカルシウムや鉄分、食物繊維等を豊富に含んでいます。
・キャロブの鞘から抽出されるピニトールには、血糖値改善作用や肝機能の改善効果が認められる。
・コーヒーやココアの代用品になり、カフェインも含まれていないので、子供や妊婦さんも安心して食べられる。
・抗酸化作用(細胞の老化防止)、抗菌殺菌作用(ニキビ、肌荒れを抑える)のあるポリフェノールが含まれている。
・現代人に不足しがちなミネラル、ビタミンも豊富に含まれていて、食べるサプリメントと言われている。

 

<材料> (丸める大きさによって、20〜30個分)

デーツ(種を抜いた状態)…約120g(約6個分)

アーモンドのしぼりかす…約80g

ココナッツオイル(溶けた状態で)…大さじ1

キャロブパウダー…大さじ2

デシケイテッドココナッツ…適量(まわりにまぶす用)

IMG_9150アーモンドミルクを作ったときに出るかすを使用。

カシューナッツ同様、乾かしてから使います。

乾かすとかさが減って、2分の1くらいになるので、

多めにオーブンに入れるようにしましょう。

DSC06256乾かしたあと、フードプロセッサーにかけて、サラサラにします。

冷凍庫/冷蔵庫で保存可能です。

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キャロブパウダーは、ココアパウダーのような、粉の状態で購入できます。 

これはthe source BULK FOODSで購入したもの。

値段も1kg$12.95とそんなに高くありません。

 

<作り方>

レモンもキャロブも、基本的に作り方は同じです。

DSC06246((1)全部をフードプロセッサーに入れて、スイッチオン。

デーツやナッツが細かくくだけ、全体がよく混ざるまで!

DSC06258(2)出来上がりの目安はこんなかんじです。

まとまりはあるけど、水分があふれて垂れたりもしていません。

レモンやオイルは、混ぜながら、様子を見て少しずつ入れていってください。

DSC06248(3)ひと口大の量を手のひらに取り、くるくると丸める。

DSC06252(4)まわりにココナッツをまぶす。

これでおしまい!v(。・・。)

IMG_8994究極の面倒くさがり屋さん向け!

クッキングシートを敷いた四角いケーキ型などに敷き詰め、

冷蔵庫、または冷凍庫に入れ、固まったら長方形、正方形などに切るだけでもOK。

DSC06264できあがりは、しっとり、もっちりした中に、

ココナッツのサクサク感もあり、

なんとも言えないおもしろい食感!

 

レモンはさっぱり風味で、思わず何個も食べちゃいそう。

キャロブは、ほんのり感じるチョコレートの風味にカンゲキ!

こちらは「なにか甘い物が欲しいな~」というとき、1個でしっかり満足できますよ(^-^)

 

ブリスボールは、常温保存もできますが、

ナッツは脂を含んでいるので酸化しやすいし、

特に水分を含んでいるもの(今回の場合はレモン)は悪くなるのが早いので、

冷蔵庫保存をおすすめします。

「1週間ほどならもつと思いますが、早く食べるに越したことはありません。

 一度にたくさん作る場合は、冷凍保存してしまったほうがいいですね。

ランチボックスに入れるんだったら、冷凍庫からそのまま出して、自然解凍。

お昼ころには解凍も終わり、ほんのり冷えた状態でいただけますよ」(Shoko)

 

とにかくバリエーションの豊富さがブリスボールの魅力!

「レシピとして、分量をきちんと書きましたが、あくまでも目安です。

作るのに慣れてきたら、目分量でガンガン作ってください。

ナッツを違うものに変えたり、デーツも他のドライフルーツに変えてもいいです。

組み合わせの可能性は無限大!

いろいろお好みで試してみてください」(Shoko)

 

これからもっと暑くなるCairns(ケアンズ)の夏!

オーブンを使っている場合じゃない~(◎_◎;)

作るのも食べるのもハッピーな「焼かないスイーツ」、

この夏からぜひぜひレギュラーメニューに取り入れてみてくださいね(^-^)

 

Shokoさんが使用しているオーガニックフードは、

スーパーマーケットのヘルシーフードコーナーや、

the source BULK FOODSなどのヘルシーフードショップで買えます。

 

<Shokoさんプロフィール>

Shoko

2007年来豪。1児の母。現在ナチュロパス(自然療法士)を目指し、勉強中。

東京で美容国家資格を取りヘアメイクの仕事をしている際、真の美しさは内面からくるものだということに気づく。そこから食に興味を持つようになり、東南アジアを放浪後に来豪。家族に医療従事者が多いこともあって、もともと体や薬のことを考えているのが好きなところへ、自然医療大国オーストラリアにて自然療法に出会い衝撃を受ける。

実際に勉強を始めて、さらに視野が広がり、食以外にハーブの使い方、生活習慣なども見直すように。結婚、出産を経て、自分だけではなく家族の健康も考えるようになり、本格的にヘルシーな食生活を心がけるようになる。実際、肌荒れしにくくなったり、鼻炎の症状や頭痛が軽減したりすることで、食生活の大切さを改めて実感。いま、自分が持っている知識や情報をシェアすべく、日々勉強&料理作りに励んでいます。

 

ブログ:Shoko's healthy cooking in Cairns, Australia

 

☆Shokoさん近況☆

Australiaに150店舗以上あるヘルスフードストア『GO VITA』のCairns City店に毎週火曜日と木曜日に働くことになりました。
ヘルシーフードの材料やスーパーフード、サプリメント、ハーブ、コスメなどたくさんの商品が揃っています。 商品のことでわからないことなどがあれば相談に乗りますのでぜひ会いに来てください(^_^)

※情報は記事作成時のもので、予告なく変更されることがあります。


MerrimanShizuka

岐阜県出身。都内出版社で編集者として13年勤務。その後、沖縄・石垣島へ移住。2009年2月、オーストラリアひとり旅で訪れたケアンズにひと目惚れ、同年10月、ケアンズに移り住む。2012年結婚、2013年に娘出産。趣味は読書と惰眠。現在絶賛無職中。ブログ「Cairns日和」http://dorae42.exblog.jp/