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ポートダグラスで日本の伝統技,流鏑馬を観賞できます!

流鏑馬(やぶさめ)


2015年5月7日

日本の伝統技を観賞できるチャンス。

馬に乗って走りながら鏑矢(かぶらや)で的を射る流鏑馬(やぶさめ)が、5月23日(土)、ポートダグラス・カーニバーレの一環として行われます。

招致されたのは、橘流流鏑馬 宗家師範 橘 公篤(たちばなのきみしげ・本名:岡本輝篤)氏。

流鏑馬歴:30年。剣道3段。弓道2段と武道にも精通していらっしゃいます。

 

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橘 公篤氏は、現在の小笠原流流鏑馬宗家師範 源 長統に7年間師事され、地元の神社はもとより、各地の神社で流鏑馬を奉納。

EC12カ国ジャパンウィークにおいて、昭和60年にイタリアのフィレンツェで、昭和61年にはオランダのウトレヒトで流鏑馬を披露されました。

その後、独立して福岡県京都郡苅田町で1000年の歴史の有る国指定重要無形文化財「等覚寺の松会」で流鏑馬を18年間奉納。

2008(を平成20)年に橘流流鏑馬を起こされました。

 

青森県弘前市で行われた弘前城流鏑馬国際大会には、シドニー出身のお弟子さんスティーブ氏と共に2回出場。(この大会に出場したのが縁で、スティーブ氏は青森県警の婦人警官と結婚することになったとか)

2009年より隔年で行っている福岡県岩戸見神社流鏑馬祭りは、2015年11月で4回目となります。

 

また、トルコの世界遺産アマスヤで行われたアーチェリー世界大会やシンガポールに招待された他、ポートダグラスは2度目と、国内のみならず、海外においても日本の伝統文化である流鏑馬を披露されています。

 

 

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橘氏は、今回のポートダグラスでの流鏑馬では一番射手を務められ、流鏑馬本儀の初めに、馬上で扇を三度振る揚扇の儀(ようせんのぎ)も見せてくださいます。

終わりに扇を投げ、馬を走らせて流鏑馬が始まります。この扇を拾った人は、縁起が良いと言われているそう。

 

揚扇の儀が観られる、岩戸見神社流鏑馬の映像です。 ⬇

みどころ:

愛馬 義経号が二度立ち上がり振り落とそうとしているが、持ちこたえる。
失踪する馬上から正確に的を射抜く。
的が粉々に割れる。
競射では、板的を扇に変えて板的より小さい日の丸の扇を射る。
最後のスローモーションの連射


 

 

芦毛(白馬)は、橘氏の愛馬「義経号」。

中央競馬で武豊も騎乗し活躍したサラブレッド(当時の名はナイアガラ)で、2歳でセレクトされた時の値段は6500万円!

橘氏は、8才で引退したこの馬を購入され、流鏑馬で使う為に調教してきたこの4年で7度も地面に落とされたとのことです。


 

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「流鏑馬は、疾走する馬上から三つの的をすれ違いざまに射て行く競技です。橘流流鏑馬は、馬の激しい動きと弓の静かな動きを美しく表現します。

2014年の流鏑馬は、天気が悪くて風雨に悩まされましたが、2015年の流鏑馬は、良い天気に恵まれるますよう願っています。今年も多くの方々に1000年の歴史のある日本の伝統文化の流鏑馬を楽しんで頂きたいと思います。皆様とお会い出来ることを楽しみにしています。」

と、コメントをいただきました。

 

1000年もの歴史を誇る伝統を、ぜひ観たいですね。

ぜひ5月23日(土)はポートダグラス、4マイルビーチ(北側)へ

公式サイトによると開始は11時。VIP席もありますが、無料で観賞できます。

 

 

流鏑馬は、弓の静と馬の動が合体した陰陽道にも通じるものがあります。流鏑馬は、弓馬の道と言って平安末期から久家や武士の間で鍛錬として行われていました。鉄砲伝来により弓馬術は、廃れましたが神社仏閣において神事として現在まで引き継がれてきました。

流鏑馬の装束は、狩衣とも言って大名や高級武士が鷹狩りを行った時の装束です。中世において世界を通しても日本独自の素晴らしい馬具や装束も楽しんで頂きたいと思います。

※情報は記事作成時のもので、予告なく変更されることがあります。

流鏑馬(やぶさめ)

【日時】5月23日(土)

【住所】Port Douglas 4mile Beach

cayco

ひつじ年、おひつじ座。1993年よりケアンズ在住。ケアンズの地元情報誌を1995年に立ち上げ、16年間編集長を勤める。現在は、ケアンズ市内で「オーストラリアのいいモノ」を集めたギフトショップパウチを運営。著書に「家族でケアンズ」(講談社)あり。休日は自然の中でのんびりしてます。http://ameblo.jp/cayco