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手作りアーモンドミルクとスムージー


2015年5月13日

Shokoのヘルシークッキング Vol.1

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おもむろに連載を始めてみます(^~^)

 

ワタシにとって「食」とは、おいしくてお腹いっぱいになることがいちばん大事で、

栄養のことや、品質のことなど考えたことなどまったくなかった

特に、雑誌編集をしていた時期は、忙しいお仕事だったこともあり、

朝:インスタント食品、昼:マック、夜:コンビニ(しかもお菓子だけの日も)なんて日がほぼ毎日…(;^_^A

 

そんな私が、石垣島に移住して自炊の楽しさを覚え、

その後、健康志向の夫と結婚、さらに娘が産まれて

なんとなくだけど、自然に、少しずつ栄養のことや食の安全のことなどを考えるようになりました。

 

そして出会ったShokoさんのブログ

 

「ナチュロパス(自然療法/自然療法士)」の勉強をされていて、お料理も大好きとのことで、

オーガニック食材を使ったもの、グルテンフリーのもの、体によさそうなもののレシピや、

健康に関するトピックなどをアップしていて、とても興味深く読ませていただきました~。

んで、ひと目(ひと読み?)でファンになりました(^^)

 

しかも、Cairns(ケアンズ)在住!

日本のお料理ブログなどを読んでいて残念に思うのは、

「作ってみたい!」と思ってもCairnsでは手に入りにくい食材だったりということもしばしば。

でもShokoさんが作っている=私たちも気軽に手に入る食材、気軽に行けるお店の情報~°)b 

これはうれしい!

 

共通の友人を通じて紹介してもらい、「会いましょう~♡」とラブコール。

Shokoさんのブログだけでなく、Cairns Wingを通してもいろいろ情報をシェアしたいとお願いしてみたら

「ぜひぜひ!」と、快くOKしてくれました(^_^)v

 

これから、不定期ではありますが、

Shokoさんに教えてもらったお料理のことや健康のことなどなど、

少しずつみなさんにもお伝えしたいと思います(^-^)

 

第一回は、手作りのアーモンドミルクと、

そのミルクで作ったスムージのレシピを紹介しますね。

 

☆手作りアーモンドミルク☆

 

最近、「牛乳はあまり体によくない」という話をチラホラ聞いたりします。

 

「日本人の約8割は『乳糖不耐症』だと言われているんですよ。

『乳糖』とは、乳に含まれる糖分のことなんですが、

牛の乳に含まれている糖の種類『ラクターゼ』を分解する酵素を、日本人の約8割が持っていないということになります。

食べ物を口にして、その栄養を吸収するには分解が必要です。

栄養を分解するのは酵素のお仕事なのですが、その酵素を持っていないということは、消化不良を起こしてしまうということ。

よく、『牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする』というのは、そのためなんです。

牛乳を飲んでも消化不良を起こせば、栄養が体に吸収されにくいということになりますよね。

また、現在売られいる牛乳の質にも疑問が浮かびます。

どういう牛から作られているの?どこで育ち、どんなエサを食べている牛のお乳なの?

市販の安い牛乳は成長ホルモン剤や抗生物質などを与えられていることが多いです。

そういう牛のお乳ですから、そういうものも一緒に入ってしまっているんです。

また、殺菌もホモジェナイズ(細胞などを人工的に均質化すること)もされた状態で売られいるので、搾りたての状態と比べると栄養素もずいぶん失われていると思います。

そういった点から、牛乳の代わりにアーモンドミルクなどを飲むのはとってもいいですよ

ちなみに、もしCairnsで牛乳を買うなら、Mungali Creek Dairy(マンガリクリークデイリー)のものがオススメです」(Shoko

 

スーパーの常温保存可能ミルクのコーナーに行くと、アーモンドミルク、オーツミルク、ライスミルクなどが売られてますが

 

「買うことが絶対ダメとは言いません。

ただ、砂糖や塩のほかに、添加物も入っているし、アーモンド成分がたった2%だったりするんですよー!」(Shoko

 

2%!衝撃の数字!と思って成分表示を見てみると

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ホントだ…( ̄ー ̄;2%だ

 

ちなみに、(私が)聞き慣れなかった英語、

Calcium Carbonateは炭酸カルシウム、

Carrageenanは紅藻類から得られる酸性の多糖類(水によく溶け,粘性が高いため、食品用糊料・安定剤・乳化剤として利用されているそうです)、

Sunflower lecithinはひまわりレシチン(ひまわり種子から得られるもので、やはり乳化剤として扱われています)のことでした。

 

「アーモンドミルク、要は水に浸したアーモンドです。

アーモンドさえあれば作れて、意外と簡単でおいしいので、一度ぜひ手作りしてみてください」(Shoko

 

ちなみに、他のナッツでもいいし、ライスミルク、ココナッツミルク、オーツミルクも同じ要領で作れるそうですよ。

 

「なんでもそうですけど、『○○ばっかり食べる』というのはあまりオススメしません。

いろいろ試して、いろんな種類のミルクを飲んでみてくださいね(^-^)」(Shoko

 

<アーモンドの栄養>
・老化予防のビタミンE含有NO.1食品。
・食物せんいが豊富。
・アーモンドに含まれているオレイン酸・リノール酸ともに、血液中の悪玉コレステロールを減らして、善玉コレステロールを増やす働きがあり、血液をサラサラにする効果があります。そのため、動脈硬化を予防する効果、心疾患などのリスクを低くする効果が。
・カルシウム・亜鉛・マグネシウム・鉄分などのミネラルが非常に多く含まれている。

 

<材料>(1リットル分)

アーモンド1カップ(250ml

ひとつまみ

水(アクティベート用)アーモンドがしっかり浸るくらい

水(ミルク用)…1リットル

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(1)カップにアーモンドを入れる。

Australia(オーストラリア)では1カップ=250mlです。だいたいでOK

 

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(2)アーモンドがしっかりつかるくらいの水と塩を入れる。

水に浸すのは、アーモンドをアクティベート=活性化させるため。

生でかつ、ドライな状態だとナッツや種は発芽しないよう酵素抑制物質やフィチン酸(強力な排泄作用を持つ物質)を含んでいます。

その状態で食べると消化酵素や代謝酵素の活動を抑制してしまったり、体内のミネラルと結合して排出してしまい、体に栄養が吸収されなくなってしまいます。

アクティベートすることでそれらを取り除くことができるので、消化、栄養の吸収がよくなります。

 

アクティベートの時間はナッツによって違います。

アーモンド1418時間、カシューナッツは3~6時間(必ず6時間以内)、皮なしヘーゼルナッツ、ピーナッツ7~12時間、松の実7~10時間、ペカンナッツ、くるみ7~12時間など。

真夏の昼間等は冷蔵庫(その場合はひたす時間を長く)で保管、それ以外の季節や夜なら常温でOK

 

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(3)流水で洗い、汚れを取る。

水が白くにごり、皮がめくれてしまったものもあるので、必ず洗いましょう。

 

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(4)洗ったアーモンドと、水を入れてミキサーにかける。

弱~中程度のスピードから始め、ある程度細かくなったら最強にして2~3分くらい。

「水1リットル」は目安です。飲んでみて濃いめ薄めなど自分のお好みで水の量を調節してみてくださいね。

 

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(5)ザルの上にガーゼを乗せ、そこにミルクをそそぎます。

使用するガーゼは、できれば普通の洗剤で洗ったものではないほうがベター。最悪、柔軟剤の匂いがするミルクができあがってしまうことも!

重曹と酢を入れた水につけ置きして、そのまま手洗いしてもいいし、つけ置き後、洗剤を入れずに洗濯機洗っても大丈夫です。

 

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(6)ミルクをしぼる。

ぎゅーっとかなり力を入れてしぼります。できる限りの水分を飛ばすように!

 

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だいたい200g程度のしぼりかすができます。これはお菓子作りなどに使えるので捨てないで!

すぐ使わない場合はジップロックなどに入れて、冷凍してもいいし(使うときは凍ったままではなく、自然解凍させてから)、

170℃くらいのオーブンで2~3時間ほど焼いて乾燥させ、アーモンドミールを作ることもできます。

 

☆完成☆

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煮沸消毒した瓶に入れます。

(煮沸消毒のやり方は、鍋に水と瓶を入れ沸騰させる。グラグラと沸騰するようになってから30秒以上放置。水から取り出したあとは瓶を逆さまにしてきちんと乾かしてください)

冷蔵庫で2~3日ほど保存できますが、早めに飲みきりましょう。

 

できたてのアーモンドミルクは、意外にもアーモンドの匂いや味はほとんどありませんでした。

ナッツだから脂感あるかな~?とも思っていましたが、全くそんなこともないです。

拍子抜けするほどおいしく、飲みやすい!

そのまま飲むほか、紅茶やコーヒー、シリアルなどと一緒に使ってもおいしくいただけます。

 

☆アーモンドミルクのスムージー☆

 

作ったアーモンドミルクでアレンジ〜(・∀・)

 

Shokoさん、スムージをよく作るそうです~。

 

「特に、夏暑いときの朝ごはんにスムージーをよく作ってました。

手軽に様々な栄養を摂ることができるのでオススメです。

材料は、今回作ったバナナ&アボカド以外に、ベリー類、ほうれん草、ケールとか、なんでもお好みで入れてください。

ただ、パイナップルと柑橘類はあまりオススメできません(^_^;)。ミルクと合わせると分離しちゃいます

野菜も生のまま使ってOKですよ。

アボカドはいい脂質が摂れるので、ぜひ入れてみてください。アボカドを入れない場合はアクティベートナッツやココナッツオイルを入れると栄養のバランスがよくなります」(Shoko

 

<バナナの栄養>
・「美容ビタミン」と呼ばれるビタミンB類が豊富。
・むくみを解消するカリウムが豊富。カリウムはカルシウムの過剰な排出を抑え、骨密度を増加させることがわかり、骨粗鬆症予防などの点からも注目されている栄養素。
・バナナに豊富に含まれるトリプトファンは、体内でリラックス効果の高いセロトニンというホルモンに変わります。
・バナナの中の糖質は、ブドウ糖・果糖・ショ糖・でんぷんなど多様なため、 エネルギーが長時間持続する。
・マグネシウムもたっぷり。血圧調整作用とカルシウムの体内の働きを調整する作用があります。
<アボカドの栄養>
・アボカドに含まれる豊富な栄養素のなかで、美容効果を支えているのはビタミンEです。
・アボカドに含まれるカロテンやビタミンCには、ビタミンEの働きを高める作用もあります。
・オレイン酸が豊富。動脈硬化・高血圧・心疾患などの生活習慣病や、胃酸過多症胃炎・胃弱・胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの予防・改善にも効果的です。
・アボカドは「ギネスブック」のなかで、ミネラルとたんぱく質の多さでも評価されました。ミネラルの中ではカリウムが特に多く、100g当たり720mgとりんごの6倍。また、カルシウムや鉄、マグネシウムも豊富です。
・たんぱく質は100g 2.5gと、フルーツ(アボカドは野菜ではなく果物です)の中では群を抜いて多く含まれています。しかもそのたんぱく質を構成するアミノ酸には、体内で合成できない必須アミノ酸も多く、これもアボカドならではの特徴です。
<チアシードの栄養>
・たんぱく質、ミネラル(カルシウム、カリウム、鉄、亜鉛など)、ビタミンB、食物繊維、αリノレン酸などを豊富に含んでいます。
・オメガ3脂肪酸(αリノレン酸)含有量はフラックスシードやエゴマよりも多いといわれています。
・体内で合成する事の出来ない必須アミノ酸は9種類のうち、チアシードには8種類の必須アミノ酸が含まれています。
・つぶしたり、殻をむいたりしなくても、体内にきちんと栄養素を取り入れることができる殻の構造だと言われいます。
・食物繊維が大さじ1(12g)中4.1g含まれています。

<材料>(ひとり分)

アーモンドミルク…250ml

バナナ1本

アボカド1コ

チアシード大さじ1

ローハニー(加熱、濾過処理されていないはちみつ)お好みで

お好みで

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チアシードは栄養価の高いスーパーフードとして、日本でもテレビなどで取り上げられ、話題になっている食材。

スーパーなどでも買えますよ。健康食品コーナーなどに置いてあります。

水分に浸すと、種のまわりがプルプルとしたゼリー状になるのが特徴です。

 

(1)バナナ、アボカドをひと口大に切る。

オススメは凍らせたものを使うこと。冷たくておいしくなります。

この冷凍バナナ&アボカド、安いシーズンの時に買って

ほどよく熟したところで皮をむき、使いやすい大きさに切って冷凍しておくといいですよ。

色々な料理やお菓子に使えて便利だし、

熟しすぎてダメになっちゃった!ということも防げます。

 

(2)材料をすべてミキサーに入れてスイッチオン。なめらかになったら完成。

Shokoさんは、はちみつを入れないことが多いそう。また、氷は3~4コ入れました。

 

☆完成☆

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とってもリッチでリーミー!こっくりとしていておいしいです。

はちみつを入れなくてもバナナで充分な甘みがあります。

チアシードのプチプチ感も楽しいし、子供も好きそうな味(^-^)

朝食のほかに、おやつ代わりにもいいかも?

保存はきかないので、飲む分だけ作って、できたらすぐに飲みきってください。

 

 

 

「手作りでミルク」なんて未知の世界でしたが、

こんなに簡単だったら、もっと早くに作っておけばよかった~!というくらい簡単でした°)b 

しぼりかすも全部使えるというのも貧乏性のワタシとしてはとてもうれしい。

(こんぶ&かつおだしも、ダシガラで佃煮作って食べてます)

 

 

これからも、ナチュロパス的視点から、いろいろShokoさんに教えてもらう予定なので、楽しみにしていてくださいね!

(てか、むしろ私もすでに次回なにを教えてもらおう~と楽しみ)

質問や、取り上げてほしい食材などありましたら、気軽にメッセージください(^▽^

 

Shokoさんプロフィール>

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2007年来豪。1児の母。現在ナチュロパス(自然療法士)を目指し、勉強中。

東京で美容国家資格を取りヘアメイクの仕事をしている際、真の美しさは内面からくるものだということに気づく。そこから食に興味を持つようになり、東南アジアを放浪後に来豪。家族に医療従事者が多いこともあって、もともと体や薬のことを考えているのが好きなところへ、自然医療大国オーストラリアにて自然療法に出会い衝撃を受ける。

実際に勉強を始めて、さらに視野が広がり、食以外にハーブの使い方、生活習慣なども見直すように。結婚、出産を経て、自分だけではなく家族の健康も考えるようになり、本格的にヘルシーな食生活を心がけるようになる。実際、肌荒れしにくくなったり、鼻炎の症状や頭痛が軽減したりすることで、食生活の大切さを改めて実感。いま、自分が持っている知識や情報をシェアすべく、日々勉強&料理作りに励んでいます。

ブログ:Shoko's healthy cooking in Cairns, Australia

※情報は記事作成時のもので、予告なく変更されることがあります。


MerrimanShizuka

岐阜県出身。都内出版社で編集者として13年勤務。その後、沖縄・石垣島へ移住。2009年2月、オーストラリアひとり旅で訪れたケアンズにひと目惚れ、同年10月、ケアンズに移り住む。2012年結婚、2013年に娘出産。趣味は読書と惰眠。現在絶賛無職中。ブログ「Cairns日和」http://dorae42.exblog.jp/